いつまでも若くありたいですね

俺個人としては父の悪影響で5歳くらいからずーっとフォークソングを聞かされて育ったのでカラオケのレパートリーにフォークソングがあるのは割と当たり前なんだけど、時折「若造のくせにその歌の何がわかるというのだ」と仰るナイスミドルへの反論。
フォークソングって若者の歌からおっさんの歌に次第に変質していったムーブメントだと思っているのでおじさんが歌うのは一向に構わないと思うんだけど、逆に言ったら22才の別れを20代で内容を理解できないとか良さがわからないとかおかしいですよね。正直フォークソングの歌詞のレベルは基本20代対象ではないかと俺は考えています。
まあ今は晩婚化と共に人間性の成熟も晩成化している気もするんで、海援隊の菜見子とか子供が生まれないと実感がわかない歌とか実家住まいだとたぶん一生わかんない故郷未だ忘れ難くとか人を見て「え、それわかってるつもりなの?」って言いたくなることもあるんでしょうけど。
ああでも40〜50代の人が神田川歌ってると「いつまで夢追ってるんだよキャベツかじってないで汗流して働いてうまいもん食わせてやれよ宿六が」って思わないのかなあ、とじんわりとしたあの世代のドリーマーさ加減が鼻につくような気がしないでもないです。
そこで、冒頭のような嫌味を言われたら「そろそろ40ですしこんな青臭い歌じゃなくて大人としてバシッと演歌決めなきゃいけなかったですかね?」とか言ってみよっかなーと思ってます。大人げない話ですが。