江田ァ…

死刑「欠陥抱えた刑罰」=世論踏まえ執行判断—江田法相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110115-00000000-jij-pol

江田五月法相は14日夜の記者会見で、死刑執行について
「死刑というのはいろんな欠陥を抱えた刑罰だ。国民世論や世界の大きな流れも考え、
政治家として判断すべきものだ」と述べ、世論の動向などを踏まえて慎重に判断する考えを示した。
 江田氏は「もともと人間はいつかは命を失う存在だ。そう(執行を)急ぐことはないじゃないかという気はする」
とも指摘。ただ、制度の存廃に関しては「勉強したい」と述べるにとどめた。

 死刑肯定派の俺としては軒先に吊るしてやりたくなるな。
 個人的に思う事だが、死刑反対派は殺人者へのリスペクトが足りない。誰かを殺して奪う流れは弱肉強食の流れなのだから、そこで逮捕されるような弱者は国という強者に補食されて当然。彼らは殺人を肯定しているのだから、自分が殺されるリスクを受け入れて他人を殺しているんじゃないの?その事に無自覚な犯罪者なら、尚のこと身を以てルールを学んで欲しいよ。
 死刑肯定派は、殺人者と同じ土俵でルールを定めているから「殺すなら殺せ」と言う。それがフェアな関係ですし。それを人間性がどうこうと批判するのは価値観の相違を強引に通すような物で傲慢と感じないのかね。「俺は殺されても殺さない」という意見は立派だと思うけれど、他人に押し付ける話じゃないと思うなあ。生き様を見せて他人を感化する訳でもなく押し付け始めたら、それは他人の人間性を殺して回ってるだけだと思うんだけどな。
 それは死刑制度の受動的な殺し殺される関係とは違って、能動的に他人の思想に干渉している訳だから殺人者のそれに近いと感じるけどね。消し去るのが思想か命かと言う違いはそれなりに大きいけれど、他人から奪ってる構図は同じだってわかってんのかね。わかってないからアレだけ大きい声で喚き散らせるんだろうけれど。正直、その理解の無さが一番怖い。


 ついでに五月への反論をあげてみる。
>死刑というのはいろんな欠陥を抱えた刑罰だ。
 死刑廃止も遺族感情とかクズのエサ代をどう稼ぐかとか問題を孕んでますが、人間性の底上げで対応出来るってお花畑理論には賛同しかねます。そもそも「死刑制度の欠陥」は「国民あるいは国家に欠陥がない」前提で語られる部分が多分にあるので、着地点に到達していないのにまず形から入ろうとするのは如何なモノかと思うのですがどうでしょうか。
>もともと人間はいつかは命を失う存在だ。そう(執行を)急ぐことはないじゃないかという気はする
 死刑じゃなくて無期で良いじゃん、という話であれば、法をどうにかしてから言って下さい。法相の責務を放棄するなら辞めれば良い話っスよ。法治国家で法が守れないなら、法に則ってバンバン吊るせと言う意見に四の五の言う資格ないですよ。