展開図

 ダラダラ話して誤魔化したら長ぇーよと要望を頂いたので処理しておく。他人事と割り切ってたら輪の中入れとかハマってんじゃねーか俺。ドツボに。
 さて。美醜という物差しの攻撃力はかなり高ランクの威力で、仮に恋人からフォローされてもそのコンプレックスを克服するのは難しい。フォローされても振られたらゼロに戻るし。そもそも容姿は持って生まれた資質で、タデ喰う虫も好きずきと言うくらいだから、余程のものを持ってない限りは批判されるリスクがある。
 この物差しは性淘汰に絡む先天的指標と、社会集団に絡む後天的指標の2つで成り立っている。だから、ダメ出しされると「種の一翼」としての自分と「社会の一員」としての自分の両方が否定されることになってディープな気分になる。実際はそれだけじゃなく他の要素でフォロー出来ているかどうかとか複雑な判定を経て「キモイ近寄るな」というナイス罵倒を頂く訳だが。ただ、先方の分析レポートを見ることが出来ない為に、過去の結論との擦り合わせをした結果として「こりゃ性的にも人間的にも拒絶されてんな」と判断したりする事になる。ネガっぽい奴は即断でこの結論出すみたいだけど、他人の事はどうでもいいや。
 ま、社会性とか身体能力とか、稼ぎとかセックスアピールとか、なんか色々あるんだけどな?美醜のみで評価するケースは実際多くはない。だから難しいんだけどな。ただまぁ男性をヘコませたいなら「だまれ粗品」とか「包茎はカエレ」とか「死ねよ不能」って言えばぶっちゃけ死ぬよね。…ああそうか、生殖能力を否定されると男はヘコむのか。ああなるほど。へえ。
 と、言う話でした。煽り合い宇宙の話は余談で。