しばし黙考。いや木工。この木彫りの熊を喰らうがいい!

 頭の良い友人からやんわりと諭されると言うか、ケリを喰らう。いや、文句じゃないんだ、言いたい事はわかる…とは簡単に言えないな。少し考えるよ。
 「ネットの論調は呼吸の間隔が短い」と言うのは、「未熟だから」とか「発信を急ぐため」とか理由はいくつか想像がつく。言い方を変えると「必死」なんだろう。自分でも推敲をしっかりして言葉を並べる事がとみに減っているから、最近の必死さ加減を鑑みるに恥ずかしい話。*1
 でもネット世界は情報化社会で「そして何よりも!速さが足りない!!」とクーガーさんもおっしゃった通り、拙速を非としない空気があるような、言い訳か。*2リリックが割とスカスカでも早口でまくしたてればなんかカッコいいと思ってしまえる技術が世の中には確実に存在するので、その「スピード感」は需要があるのだろう。尤も、スピード感は中毒性が高いので過剰に摂取すると心の健康を損なう恐れがあるけれど。

 まあ、「薄い言葉を羅列して重ね、その抑揚で世界を騙るとか中二な前衛アート(笑)系の駄文を書くのが大きな自己実現への道だと信じて疑わない生き方を選んだ俺には関係ないぜ!生産性?なにそれおいしいの?」とかやってて、これでいいとは言わないが。「所謂一人ヨガ」とか「人目くらい気にしろ」とか、バツが悪い感じではある。それがまた気持ちいいとか、もはや病気だわな。ああうん、俺が病気か。そうか。

 でも、自己肯定して踏み出す一歩はまっすぐ理想に通じるのか。一度考える必要はある。てか会長相変わらず辛辣っス。耳が痛いっス。

 まあそうね「じつくりかんがえるとどういしかない。つまらぬ」とわたしのなかのスマヌがいうからそういうことです。

*1:自己批判出来るから偉いって訳じゃない。

*2:速さとクオリティは次元が異なるので両立出来ると思います。しないんじゃなくて出来ないです、俺の場合