四季賞(2009冬)

アフタ12月号付録についてます。
四季大賞 すみれの唄 / 十野七
 えーと絵柄は少女漫画風と言うか犬上先生風と言うか、とか思ってたら中身まで似たような感性で吹いた。これはこれで面白いので良いのだけど、詰め込むだけ詰め込むと胃もたれ起こす幕の内。話題詰め込みすぎるとアレだなーとか思った。

四季賞  プラクティカル・ジョーカー / 館石直進
 ジェバンニだっけ、ジョバンニだっけ。あいつが二人もいると白けるよね。お題をおいて、シリアスな展開ぶちあげて緊張が高まったところで落すのは予想出来てたんだけど、ホントどうでもいい伏線を一気に回収してオチに持ち込んむところで笑ってしまった。その発想はなかったよ、負けた。

萩尾望都特別賞 SOLA / はみがき男
 …ネオストーカー!ハンパ無い、マジでハンパ無いよ!!アート系は守備範囲外なのでギャグカテゴリ扱いしますが、そうねえ。表現力のある癖にギャグがベタベタなテニプリを想像してもらってこれ読んだら笑いが止まらないレベルかなあ。ダンスの表現がなんか無駄に格好いいのがまたおいしいよな。あとあのラブサインはそのうち取込んで使いたいと思う程のインパクト。あんたすげえよwww

 全体的に今回は楽しめたので良かったです。やっぱ読み切りって良いなあ。そういう意味でも長期に原稿を落し続ける富樫神はどうにかして欲しいと思う。予期せずちょくちょく落す方が代原載りやすいような気がするし。久々にコミックマスターJ読みたいなあ…