ドイツの刃物は世界一。

『日本刀 vs. 西洋ロングソード』どっちが強いか!? ついに決着
http://rocketnews24.com/?p=26559
 面白かった。相変わらずあいつらはKATANAに幻想抱いてるなあ…ドイツ人は日本人をなんかこう誤解してるよな、絶対お前ら誤解してる。ロト紋ジパング人じゃあるまいし…
 というか韓国攻撃に備えてたニュー速+で爆発的にスレが伸びて笑った。お前ら暇だなあ。いや見たのは昨日なんだけどさ。ちょっと思うところがあってん。
 スレで「道具に合わせるのが日本人、道具を合わせるのが欧米人」みたいな話があって、ああなるほどそう言う事かと納得した。日本人って「職人最高!」みたいな風潮があるよね。俺の友人にもいるけど。まあ実際職人だからかもしれないけど。いや「凄い道具」ってのも好きなんだけど、それより「それを作る職人」に敬意を払うような、スキルに対しての敬意の払い方がハンパ無いと言うか。多分、中国拳法への異常な憧れとかはスキル信仰のひとつの形なんじゃないかとこっそり思ってる。バブル絶頂期か後期に「極める II」とかそんな番組があったけど、見たことないのにそのタイトルに滅茶苦茶しびれた事を思い出した。
 その姿勢は割と非合理的でリッチな姿勢だと思うんだが、結構そういう人多いよね、つーか恐らくこれ中2病っぽいよなあ。戦略シミュレーション系で平均的な性能の奴を大量生産して攻める方が突出したエースを少数送り込むより簡単だし、コストの上限に制限があるとそうなりがちだけど、やっぱり少数精鋭で巨大な敵を倒すのはロマンですもんね、憧れるよなあ。
 合理性で言えば道具を使いこなす事より使いやすい道具を作る事の方が大事なんだけど、なんとなくそんなロマンチストが多そうな日本人だから外国人は神秘を感じるんじゃないかとふと思った。そのロマンの集大成が「技術立国日本」だったんだなあと遠く憧憬を感じたんだけど、いやいやいや頑張れ俺。もう中堅世代だろ!?